環境に負荷をかけない農業の評価の仕方として、その園地の植物や昆虫の多様性で評価をしようという試みが始まっています。法律で縛るのではない安全性の見極め方を、昆虫の多様性で説明すると消費者の皆さんでもわかりやすいのではないでしょうか。 もう一つ、「食農教育」がクローズアップされています。「食農教育」とは、私たちが食と農のつながりによって、自然とともに食べものをつくり、暮らしを立てているという生活の根本を学ぶこと。現在の豊かな生活は、過去に比べ、人と自然とのかかわりや地域の力が弱くなっていると言われています。 果樹園にあらわれる虫たちが、この地域の農業と自然を考えるきっかけとなり、農業がさかんなこの地域で、地域の人と自然とのむすびつきを回復するきっかけとなればうれしく思います。
春〜テントウムシが遊ぶ草の上。 夏〜小ブナが泳ぐ小川。 秋〜赤とんぼが飛ぶ田んぼ。 冬〜水鳥が羽を休める小さな池。 そんな風景を大切にしていきたい・・・。 フォト昆虫五七五のページへ
穂の国で魅力ある農業を伝えるために奮闘しているプロフェッショナル農家集団です。河合果樹園代表の私は檸檬儂人として参加しています。 |