![]() 第20回「オオヒメグモ」
立体的なクモの巣は、大部分の糸には粘液が付いていないのですが、地面に付いている糸の部分には粘液が付いています。地面を徘徊する虫がこの粘液に付いている部分に触れてもがくと地面に付いている部分が切れて糸の張力で上に引き上げられるのだそうです。何年も不思議に思っていた謎が解けて、ますます昆虫の不思議に引き込まれていきそうです。 またオオヒメグモは至る所にいることから、環境の善し悪しをみるクモとして、観察するとおもしろいと思います。長細いタマネギみたいな巣を作るので見つけやすいでしょう。あなたの家の環境は?どうででしょうか。
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