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レモンを無農薬で安定した状態で栽培していると、ダンゴムシがとても多く見られるようになります。誰でも一度は手の上にのせて、あそんだ思い出があるのではないでしょうか。ダンゴムシは落ち葉、動物の死骸、植物の葉などを食べてさらさらな有機物に分解してくれます。別名、森の掃除屋とか分解屋と呼ばれていて、当園にとっては働き者な益虫です。
梅雨時は家の中に入ってきたり、鉢の下にたくさんいたりするため、ダンゴムシを殺す農薬がホームセンターなどで売られていますが、なるべく静かに見守って頂ければと思います。なぜなら生物層が安定した環境、言い換えれば空気の澄んだ森の中にいる環境にはダンゴムシが重要な役割をしています。ダンゴムシのおかげで、無農薬レモンの温室の中も澄んだ森の環境と同じ状態になっています。 |